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2000年代

BOB

Live2Dを使用した動くグラフィック作品を作りました。
時の流れのないイラストと時間とともに鑑賞する映像の
中間に位置する媒体、表現形式を目指しました。

2000年生まれで西暦とともに成長をした自分にとって2000年代は一年ごとに強い印象があります。
また、失われた雰囲気や「何か」が今と比べ、
あるのではないかと日々感じ、制作に至りました。
こういった懐古主義的な考えは後ろ向きであると
される
ことが多々ありますが、すべてが前向きに
進化していると決めつける事は傲慢ではないかと
私は考えます。
今と過去を比べ、失われてしまった
ものに気づき、
今に活かすことが真に前向きであり、
懐古の存在意義ではないでしょうか。

作者コメント

2000年代特有の「ダサさ」を演出するために苦手なオレンジ色を出来るだけ使うようにしました。ビデオやラジカセなど今はもう見ない媒体を多く盛り込むことも意識しました。当時を演出するために流行っていたものを調べると今よりもテレビがメディアとしてトレンドの中心にいたことが分かりました。ループして違和感のない動きをつける難易度が高かったです。

​他の作品

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