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雨天注視
アナログ35mmフィルムのネガへ物理的に傷を加えたグリッチ写真作品
写真作品
Contax T2,FUJIFILM SUPERIA Venus 800,FUJIFILM PRO400H
山内律輝

本研究では、「アナログならではの表現方法」をテーマに写真や映像作品をを制作してきた。今回は、35mmネガフィルムへ漂白剤やライターなどを用い、物理的な方法で傷をつけたグリッチ写真を制作した。

「雨天注視」というタイトルは、変化してしまった日常を「注視」して撮影をしたという意味と、そうした情勢を天気で例えると憂鬱で制限の多い「雨天」のようだと思い、そしてグリッチを加えた写真は雨で濡れているようにも見え、それは、辛い思いをしている人が沢山いる現在の社会を表し、私もその一人であるという思いを込めた。

過去作品
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